論文・学会発表の参考文献まとめ(若干医学系向け)
仕事とは一切関係ないのですが,機会があったので,こちらに。
まずは,個人的に基礎的なところはこの本を見ていたな,というものを2冊。
他の本も見たりしたのですが,具体例とポイントまとめのバランスがいいな,と思って,結局いちばん読み返したのはこれだったような気がします。
- 作者: 酒井聡樹
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2006/04/06
- メディア: 単行本
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これから学会発表する若者のために -ポスターと口頭のプレゼン技術-
- 作者: 酒井聡樹
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本
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それから,スライドデザインの話。webで読むんだったらここかな,と思います。実践例もあり,とてもわかりやすいです。ただし,自分ははてブっただけで満足して活用できていませんでしたが…orz
伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
あと,医学系ということで,そもそも書く前の検索段階の話。
PubMedはMeSHと各種絞り込み機能を駆使するとかなり便利…と私は某所で教わってきていたのですが,最近はこんな本も出ているようです(いやでも6版だから全然最近の本じゃないなこれ…)。
- 作者: 岩下愛,山下ユミ,阿部信一,奥出麻里
- 出版社/メーカー: 日本医学図書館協会
- 発売日: 2013/11
- メディア: 大型本
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CiNii 論文 - EBMを意識したPubMedの検索 : JMLA診療ガイドラインワーキンググループの活動(<特集>医学系データベース)
それから,国内文献を検索するならば,医中誌も外せないですね。こちらもPubMedと同様,医学用語シソーラスがあるので,うまいこと活用できると絞り込みやすくなります。こちらもやっぱり本が出ているようですね*1。
- 作者: 諏訪部直子,平紀子
- 出版社/メーカー: 日本医学図書館協会
- 発売日: 2013/10
- メディア: 大型本
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CiNii 論文 - 効果的な文献検索の手法 (特集 若手小児科医のための臨床研究入門) -- (臨床研究に必要な基礎知識)
ちなみに,「医学 論文 探し方」みたいなキーワードで検索すると,医学系大学図書館のガイダンス資料pdfが手に入ります。基本的には実施大学から使うときの説明だし,大学によって説明方法も異なっているし一長一短ありますが,最初の入り口としては,いいものだと思います。
検索の番外編としては,国立国会図書館の雑誌記事索引RSSを気になる雑誌の分だけ登録しておいて,新しいのが出たら自動的に情報が入ってくるように設定するとか,
雑誌記事索引のRSS配信について|国立国会図書館―National Diet Library
Google Scholarのアラート機能の活用でしょうか。
英文校正と翻訳の医学英語総合サービス | Tools for preparing a research paperGoogle Scholarのアラート機能で新着論文を確認する
ここまで読んでいただき,ありがとうございました。
検索に関する話が長くなるのはよくない癖というかむしろ病気ですね…。
さて,ここには載せませんでしたが,論文執筆,学会発表,情報検索に関する資料は多々あります*2。
なので,Amazonとか職場とかで気になったものを何冊かウィッシュリストに入れてみました。ご参考になりましたら幸いです。ただし自分で読んでみていないものも多いので,あくまで「こんな本もあるんだなー」程度でご覧ください。
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