メディアマーカー終了に伴うブクログへのデータ移行
既にn番煎じではあるんだけど、自分用の記録も兼ねて。
データ移行に際して、下記エントリを参考に移行用データを作った。詳しい手順を載せてくださり、ありがとうございます。
muranaga.hatenablog.com
新書月間のようなことをしていた
きっかけとしては、booklogからのお知らせメールで見つけたこれ。
講談社ブルーバックス×ブクログ×honto レビューキャンペーン:電子書籍
キャンペーン対象のブルーバックスを3冊と、その他に数冊、8月下旬から9月にかけて読んでいました。
読書記録はこんな感じで。
氷魚のバインダー / 新書 / 読了 - メディアマーカー
興味があるものを読むので、まぁそれなりにジャンルの偏りは出てしまうのだけれども、それでもそれぞれの分野について、一部復習もしつつ知識を仕入れられたのはよかった。
ここ最近は特に多読も兼ねて論文読んでみたり時代小説*1を読んだりソシャゲしたりで、仕事に直接関わらない学問分野の話に触れる機会を狭めてしまっていたので、そういう意味でもこういう期間を作れてよかったかな、と思う。
キャンペーンは(自分にとっては)ニンジン的な効果はあるんだけど、そういうのがなくても年に1~2回くらい、こういう期間を作るのもいいかも。
稼働率の可視化
人事評価の書類で「○○を進めた」みたいな記述をしたとき、「で、それ何件やったの?」という話になるかと思うのですが*1定量的にでないにしても、自分がその日どれだけ仕事をしたかどうかが可視化できると、評価のためだけでなく、翌日以降の仕事をより進めやすくできるかなと思います。
使用ツール:
- テキストファイル
- 手帳
- 公私併せた日々のざっくり記録:日報
- 研究会関連:プロジェクト管理 & コラボレーションツール | Backlog
テキストファイル
- その日のうちに片づかなかったToDo
- 翌日以降の指定日にやる必要があるToDo
などのメモが中心になっているので、実際のところ、その日にやったことの記録はほぼしていない。ので、これは記録が結構飛んでいたりします。
手帳
マンスリーメモしかないので、その日に進めた事柄のうち代表的なものを2個程度簡潔にメモしておく程度です。
日報
たびたびサボってしまっていますが…。電車通勤なので、基本的には出勤した日の帰路でスマホから投稿するようにしています*2。休職中に記録を始めて、開始当初は既存ユーザさんのブログ*3を拝見して、
- やったこと
- やれなかったこと
- 明日やること
の3本立てくらいな感じで書いていましたが一時中断し、復職してからは
- 仕事
- 子ども
- その他
の3本立てにして再開しました。そちらの方がどうも私は書きやすい感じでした。
手帳もそうですが、こちらも、書くときに「ネタがないぞ?」と思った日は、全然仕事が進まなかったなと思い、翌日以降の進め方を変えるようにしてみています。がんばる、だと茫漠としていて結局また進まなかった…というパターンが割とよくあるので、進め方を変える、のが一番有効だなと感じています。当たり前か。
backlog
以前中期*4の研修を受けたときにプロジェクト管理で使用して、いまは研究会の運営に基本的にはオンラインでのみ参加しているため、他メンバーとの情報共有に使っています。MLを転送して自動的に課題として登録する仕組みを他のメンバが作ってくれたおかげで、MLで話を振られたなどの場合の見落とし防止にもなっています。
何がどこまで動いているのかがわかりやすいので、進捗状況をしっかり把握したいものについてはbacklogで管理するのが確実かなと個人的には思います*5。自分ひとりだけのスペースも立てて、業務日誌で管理してるToDoとか受信トレイに溜まってるあれこれをそこに投げようかなという気分になってきている今日この頃です。
というわけで、現在の稼働率可視化ツールとしては日報とbacklogがメインになっています。なお、当方はエンジニアではありません。
一時期、テキストファイルの業務日誌をやめてKobito を使ってみていた時期もあったのですが、重いように感じて、使うのをやめてしまっていました。いつの間にかサポートも終了していた のね。全然知らんかった…。
あと、上司たちのうちのひとりは、ひとりwikiを使っているという話を以前耳にしたことがあるのだけれども、その後どうしているのかは不明です。
長くなってしまったけど、今回はここまで。
アウトプット欲求も落ち着いてきたのとネタも減ってきたので、今後は月次更新を目標に細々とやっていきます。
*1:職種によるか…
*2:なので出勤しなかったら更新しない
*3:http://hirothings.hatenablog.jp/entry/2017/08/06/001922 とか http://momomarshmallow.hatenablog.jp/entry/2017/07/04/173628 とか
*4:数か月スパン
*5:他の類似サービスもたぶんあるとは思うので、現在自分が使っているツールのなかで、ですね
棚卸し
復職して2ヶ月が経った頃から、ぼちぼちと、受信トレイにずっと居座ってるけどこれもう終わってるよね?的な案件が発生してきたりしていました。
そこで、棚卸し*1。
一応その時点で自分がやらなければならないこと、少し先にやることなどはテキストファイルのメモに残してあるのですが、自分が直接対応しない予定だけれどももしかしたら…な内容とか、返信待ちだったりとか、結構溜まってきていたりするので、済んだものはアーカイブ*2して、そうでないものは受信トレイに残して、対応できるものは対応して、と、棚卸しというか整理というか、しています。
所属している研究会の関係でbacklogも使っているのですが、そちらも「あれどうなったっけ?」的な未対応だったり処理中だったりの案件が気づくと溜まっていたりするので、こちらもやっぱり棚卸し。
一度まとめて棚卸しをした当初は定期的に棚卸しの日を決めて…と思っていたのですが、そうするとその日にできなかったときにやっぱり溜まってしまう。
結局、メールについては毎朝出勤してメールソフトを起動したときに整理する方式に落ち着きました。
実際の業務だったり案件については翌日実施予定であればメモを机に置いておくか、それより先になりそうなものなどはテキストファイルの業務日誌*3に
- 毎日やるToDo
- 溜まっているToDo
という欄を作ってまとめておき、これまた毎日ファイルを開いたタイミングで確認、その時点で対処できるものは対処するなり、記録欄に移すなりしています。
まぁでも一番は、棚卸しが必要にならないようにマメにチェックなり処理なりする、だと思うので…がんばります。
*1:このブログもしばらくそんな感じでしたね
*2:職場ではThunderbirdを使用しているので
*3:ここで書いてたtxtファイルです→http://hio770.hatenablog.com/entry/2018/06/20/200000
2017年の読書記録
棚卸し、とりあえずここまで。
◇ 氷魚のバインダー 期間 : 2017年1月1日 ~ 2017年12月31日 読了数 : 27 冊 | |
ぽんた / KADOKAWA (2017-03-02) 読了日:2017年11月28日 | |
くさば よしみ , 中川 学 / 汐文社 (2014-03-01) 読了日:2017年11月9日 | |
ジェームス・D・ワトソン / 講談社 (1986-03-10) 読了日:2017年11月9日 たぶん再読。ワトソンとクリックがDNAの二重らせん構造を発見・発表するまでの回想録。 | |
三浦 しをん / 実業之日本社 (2017-06-16) 読了日:2017年11月8日 | |
土井 善晴 / グラフィック社 (2016-10-07) 読了日:2017年10月7日 色々なところで話題になっていて気になっていた一冊。無理しておかずを揃えようと頑張らなくても良いんだよ、という言葉にほっとした。ただし、和食らしい和食を作れているのか、家族のために良い食事を作れているのか、と問われるとどちらもかなり自信がない。 家のご飯が一番、でなくてもいいけど、家のご飯を食べるとほっとすると思ってもらえるような家、食事を目指したいなぁ、と思った。 最近時間のあるときに洗って予約炊飯が多かったんだけど、ここで紹介されてる炊き方(↓)も一度試してみようかなぁと思った。 p.53-55:合理的な米の扱いと炊き方 ・米を洗って、表面に残るぬかを落としてザルにあげ、30〜40分ほどおいて吸水させる(洗い米) ・水気を切ったところでポリ袋に入れて、炊くまで冷蔵庫に取り置いてもOK。夜に取り置いて翌々朝に使っても大丈夫だけど、微妙に味は落ちる ・炊飯器の場合は早炊きモードでOK ・水加減の基本は、洗い米:水=1:1 | |
甲斐 芳子 / 平凡社 (1988-04) 読了日:2017年5月4日 小さい頃に両親から「◯◯チョン兵衛」とたまーに呼ばれていて、ふとそれを思い出して由来が気になったので聞いてみたところ、ムササビのムーチョン兵衛の話を私が産まれた当時に二人とも読んでいたそうで、それが由来とのこと。ちょうど本もまだ残ってるからということで、両親から借りて読んだ。 一匹のムササビを保護した一家の話。家族のエピソードも交えて、約一年半にわたるムササビのムーチョン兵衛との愛媛県の山地での生活が描かれている。 読み終わる頃には、私もなんだか寂しくなってしまっていた。 | |
久保 えーじ / 東海教育研究所 (2017-02-21) 読了日:2017年3月31日 紹介されている国は、トルコ、中国、ドイツ、アゼルバイジャン、ジョージア、韓国、ポーランド、スロバキア、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス。つまり11ヶ国もあるわけで、餃子って、こんなにたくさん種類があるのか!ということに、ひたすら驚きの連続。同じマンティでも定住民族か遊牧民族かで味つけも作り方も変わる、というのも、言われてみれば納得なんだけど、その視点はなかったな、と。 本書に登場した各国のギョーザのなかでは、ドイツのマウルタッシェンと、ポーランドのピエロギ、それから、これはギョーザとして紹介されたわけではないけどカザフスタンのサムサを自分でも食べて/作ってみたいなぁと思った。 余談だけど、昨年海外に行ったときは、政情とかあまりきちんと調べずに行ってしまって、それでも大きな問題は起こらなかったのだけど、もし今後また行く機会があったら、そのときはもう少しきちんと調べてから行くようにしよう、と反省した。 | |
若菜 晃子 , 羽金 知美 / 小学館 (2015-06-09) 読了日:2017年3月19日 子どもが無事に育ったら一緒に登りたいなぁ、と思うような山やコースが紹介されていて、(まぁまだ生まれてもいないので順調にいっても数年後の未来の話になってしまいそうだけど)とてもわくわくしながら読んだ。2009年発行のものの増補改訂版とのことなので、子どもが育って、みんなで行けそうになった頃、なるべく新しいめの類似の本を探してみようと思う。 | |
株式会社新建築社 (2017-03-01) 読了日:2017年3月8日 | |
小原 嘉明 / 東京書籍 (2005-01) 読了日:2017年3月1日 様々な動物の繁殖行動についての解説から、人間社会で見られる様々な形式の家族や事件についての解説まで。 生態学的に無意味だけどなぜか頻繁に見られる現象や行動、が人間に多いのはなんだか面白いなと思う。もしかしたら実は他の動物にもそういう現象や行動はあるのでは、と思ったけど、どうなんだろうな。 | |
岩切 友里子 / 岩波書店 (2014-09-20) 読了日:2017年2月21日 蘭画、西洋画の影響もあったというのはこれを読むまでついぞ知らなかったのだけれども、比較のためにと並べられた図22,23(p.54-55)を見て納得した。 「其まゝ地口 猫飼好五十三疋」の宿駅名の読み替えが面白い。そしてひたすら猫、猫、猫でとても楽しい。 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-03-01) 読了日:2017年2月16日 政権交代、たしかに大変そうではあるけど数年前のは何が問題だったんだろうとぼんやり思っていたのが氷解した。議員さんたちの側も私たちの側も、お互いに育っていなくて、ダメになってしまったんだな…。 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-02-01) 読了日:2017年2月13日 家人と私で勤め先の業種も形態も異なることもあり、家でお互いの職場の話をしていても「え、そうなの? そういうものがあるの?」と思うことがしばしば。そんな状態だったので、一般的に「会社」がどんなものなのか、ざっとでも頭に入れておいた方がいいなぁと思い、手に取りました。 3年前の版なので、法制度関連は一部古くなってしまっていたけれども、おおよその仕組みはたぶんわかった…と思う。 | |
松原 隆一郎 , 堀部 安嗣 / 新潮社 (2014-02-28) 読了日:2017年2月11日 戸建ての家に住んだことがなかったので、これを読みながら「そうか、中古って選択肢もあるのか」と思ったりなど。いつか戸建てに住むときは設計士さんとかとこんな良好な関係を築けたら幸せになれそうだなぁ。 それにしてもユニークな形で、模型の写真はしげしげと眺めてしまった。 いくつかの仕事を並行して進めると双方にいい影響が、という堀部さんの言、なんとなくわかるような気がした。 | |
森枝 卓士 / 講談社 (2015-08-11) 読了日:2017年2月9日 日本にカレーが伝来するまでと、伝来してからいまのルーカレーのようなカレーが一般的になるまで。 最初に日本国内で文字で紹介されたのがカエルカレーだったというのがかなりの衝撃だった…。いまの一般的なカレーになったきっかけが軍のレシピ本というのは知っていたのだけれども。 | |
大石 泉 / 平凡社 (2014-10-15) 読了日:2017年2月6日 同時並行で読んでた他の本と重なる部分も多かったけれども、投資・運用をするときはとにかくきちんと説明を読むこと、自分の生活や目的に見合った投資方法を選ぶこと、というのが繰り返し出てきていたので、肝に銘じておきたい。あとは、NISA口座を作るなら証券会社で、というのと、株式は応援したい会社のものを(購入時は権利落ち日に注意する)というのも覚えておきたい。 最終章の実例集で、単元未満株を毎月少しずつ買い足すというのを見て、なるほどなぁと思った。買いたい会社の株の1単元あたりの金額が大きめなのでよほど余裕資金がないとそこの株は買えない…と思っていたのだけれども、ちょっと調べてみようかなと思う。 メモ:資産の成長記録ノート@66-68p:日にちを決めて定期的に記入(自分の資産全てについてその時点の時価+配当や分配金)→ライフステージに合わせて投資配分の見直し(ライフイベント表やバランスシート、夢や希望も書き込んでおく) | |
目黒 政明 / 学研パブリッシング (2015-06-24) 読了日:2017年2月5日 割と細かく項目ごとに分けて図も豊富に説明されていたので、仕組みや流れなどがわかりやすかった。 色々と種類がありすぎて訳がわからない…と思っていた各種金融商品の違いも、なんとなくわかるようになってきた…ような気がする。 あと、巻末のケーススタディ解説は参考になった。 メモ:公社債投信@98p:一般的には「長期公社債投資信託」のことを指す | |
菅井敏之 / アスコム (2014-03-15) 読了日:2017年2月4日 全部で25の2択質問(ときどき第3の選択肢が出てくるけど…)で構成されていて、資産形成についての考え方の説明がわかりやすかった。 信用金庫の方がメインバンクよりもお得、というのを見ていま住んでる地域の信用金庫のHPを見たら、子育て世代応援の定期預金とかもあって、ローン借りることを考えなくても、たしかにこちらの方がお得な感じがする…と思ったりなど。転勤の可能性があるかもと思うとなかなか口座開設/契約しづらい感じはあるんだけれども、一度足を運んでみてもいいかなぁと思った。 メモ:投信の手数料@92p:アクティブ型>インデックス型 | |
デビッド・アレン / 二見書房 (2008-12-24) 読了日:2017年2月4日 5つのステップで「次にとるべき行動」を考える習慣をつけて、「仕事」をもっと快適に進めていこう、という話。賃金を得るための労働としての「仕事」だけでなく、家事なども全て含めた「仕事」について。なので、一番の肝としては、「収集」の段階で、どんなに些細なことでもとにかく頭に引っかかってる物事は全て書き出す必要がある、ということ。それをして初めて、行動に移して諸々を片づけていけるようになるよ、という話。 結局ここに載ってたファイリングシステム(「収集」したものをいくつかの大きなカテゴリに分けるためのもの)は導入してないけど、備忘録ファイルは導入した。日付ごと、月ごとのファイルにメモや書類をひとまず入れておく物理リマインダー。使いこなせているかと言われると微妙だけど、色々なところに散乱して〆切を過ぎてしまいがちだったりしたあれこれを進めやすくなったように感じているので、導入効果はマイナスではなかったと思う。 あと、Todoist(アプリ)も使い始めてみた。こちらもまだまだ使いこなせていない感じがあるので、有効活用したい。 「ストレスフリーの仕事術」は本書の続編だそう。 メモ:GTDの基礎@43p:(「気になること」の)収集→(意味と選択肢を明らかにする)処理→(「処理」結果の)整理→(選択肢の)レビュー→(選択肢=行動の)実行 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-03-01) 読了日:2017年2月1日 「わからない人へ」とあるので当たり前ではあるんだけど、わかりやすかった。 買い物も(株式などの)投資もどちらも経済における投票行動だよ、というのには思わずふむふむ。買い物については働き始めてからやっとそういう意識をするようになったけど、株もそうなんだなぁ、と改めて認識した。NISAは相変わらずちょっとよくわからないかも…な感じもあるけど、5年経過して課税される状態になったら普通の証券口座と同じようなもの、という認識でいい…のかな? 税金や社会保障の話題の常連といえばデンマークだけど、読む/聞くたびに移住したい気分になってくる…。現実には仕事とか言語とかの問題で踏ん切りがつかないわけだけど。せめて日本の体制やなんかがもう少し負担増を受け入れられるようなものになってくれたらいいなぁと思う。そのためには自分で頑張る必要がある部分もあるけど。 するっとあっさり読み切れたので、同じシリーズの政治のと会社のも読んでみようと思う。 | |
林 さやか , 布おむつ100人アンケート実行委員会 / 亜紀書房 (2016-11-19) 読了日:2017年1月30日 たまたま手にとったのだけど、読んでみてよかった。 いずれ復職するために保育園に預けるだろうことを考えると、自分が休職してる間くらいしか赤ちゃんと密に関われる期間はない。CMの刷り込みもあったし、楽そうだから紙おむつかなと漠然と思ってたけど、赤ちゃんとたくさん触れ合うきっかけになるなら、布おむつ、挑戦してみたいなと思う。…と言っても、夜間と外出時は紙おむつにすると思うけれども。 おしりふきはアカチャンホンポの水99%のが気になるけど、おむつ濡らしても使えるというのを見てなるほどと思ってしまった。 | |
上田 修一 , 倉田 敬子 / 勁草書房 (2013-02-01) 読了日:2017年1月28日 ところどころ引用メモを残しつつのろのろと読み進めて、やっと読み終わった。基礎的な情報はほぼまとまってるし、きっと教科書として使ってる講義もあるのだろうなぁ。 普段関わらない業務や館種に関連する話題、歴史や他国などの事情についてはどうしても手薄になりがちなので、復習にもなったし、読んでよかった。 | |
児玉 幸多 / 講談社 (1999-09) 読了日:2017年1月14日 箱根登山鉄道に乗ろうという話が持ち上がったので、何か箱根にまつわる本を…と探していたら見つけた。史跡の説明や、宿場町としての歴史の解説ももちろんありつつ、出版当時の街の状況なども書かれていて、なんだかんだで内容は盛りだくさんだった。 巻末に1万円前後で泊まれる宿情報がまとめられていて、ふふふと思ってしまったりなど。ここに載ってるお宿、いまはもう少し安くなってるのか、はたまた高くなってるのか、そもそも残っているのか…。 | |
森 巧尚 / マイナビ出版 (2016-11-28) 読了日:2017年1月14日 | |
森 洋子 / エイ出版社 (2013-06-14) 読了日:2017年1月9日 わこう助産院の猫森カフェで人気のメニューがまとめられているそう。 「献立はいずれも1時間かからずにできるものばかり」とはあったものの、家族2人分の夕飯+弁当を一気に作る生活をしていて、ちょっと品数的に同じ鍋で一気に作れる分量にはならないかな…? と思ってしまったため、献立をそのまま真似するのは諦め、参考程度に。作ったことがなかったけどこれは結構簡単にできそうだな、というおかずがいくつかあったので、それらのレシピをメモった。 あと、おやつのレシピがあるのが嬉しい! なんとなく油っぽいものとクリーム系が苦手な感じになってしまったので、さっぱりした感じのおやつのレシピがあって助かった。 | |
葛間 寬 / 幻冬舎ルネッサンス (2012-01-25) 読了日:2017年1月8日 著者、葛間氏の生家での鰊漁の様子がまとめられた一冊。ソーラン節、何か魚を捕っているような動きだなとは思っていたものの、鰊漁の際に歌われていたものだとは知らなかったので、この本を読んで驚き半分納得半分だった。 鰊が来なくなった理由はわからないとのことだったけれども、ぱったりと来なくなるというのはきっと複合的な要因があったのだろうなぁ、と思う。 それにしても、身欠き鰊の鰊漬け、(できれば美味しいのを)食べてみたいなぁと思ったのだけれども、どこに行けば食べられるんだろうなぁ…。 ※葛間氏の葛は、本来はくさかんむりに日、匂 | |
読了日:2017年1月3日 冬休みに復習と後学のために…と思って読み始めたけど、ほぼ復習な感じになった。しかしこういうときでもないと仕入れた知識を体系だてて整理する機会はなかなかないので、ちょうどいいタイミングでこの本を見つけることができて助かった。 |
2016年の読書記録
ただの棚卸しです(来週まで続く)
◇ 氷魚のバインダー 期間 : 2016年1月1日 ~ 2016年12月31日 読了数 : 45 冊 | |
サラ クーパー , Sarah Cooper / 早川書房 (2016-12-08) 読了日:2016年12月16日 く、くだらねぇと思いつつクスッと笑ってしまうネタから個人的にはそれやられたらちょっとひくわ…なネタまで。自分はあんまり意識高い系の人とは相容れない人間だろうな、というのを再認識したあたりで読了。 | |
中村 武生 / 講談社 (2011-11-18) 読了日:2016年12月16日 某刀剣育成ゲームでやっと池田屋のステージに入ったものの、そう言えば池田屋事件のことさほど知らないわ、と思い、読んでみた。読む前はまさかこんなに分厚い本だと思ってなかったので、手にとって少し後悔した…。 概要だけを知りたいならば、最終章だけ読めば十分かと。 途中でとても丁寧に史料を引用しての説明が為されていて、これだけボリューミーになっているのはたぶんそのせい。今まで知られていた池田屋事件の概要とは、違う部分が結構あるんだよ、というのが主に長州側の視点からまとめられていた。 日本史研究、時代が近い方が記録とかたくさん残ってて研究しやすそう、と思っていたけれども、これを読む限りではそんなことはなさそうだ。むしろ、どれが信頼できる史料かを吟味する能力がより必要になって、難易度が上がっているような感じすらする。 あとがきを読んで、そうか、これは元々メールマガジン連載だったのか…と思ったが、しかしこの分量を50回足らずで連載してたということは、メールマガジン、さぞや大部なものだったんだろうなぁ…。 | |
野村 萬斎 / 文藝春秋 (2013-01-04) 読了日:2016年12月9日 | |
佐佐木 隆 / 岩波書店 (2007-06-20) 読了日:2016年11月27日 古代の音節は88種もあったということにただただ驚き。元が口承なのに同音異字の書き分けが多いなぁと思ってはいたけど、そういう背景があったからできたことだったのか。 ざっくりまとめとしては、以下のような感じ。
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藤村 シシン / 実業之日本社 (2015-10-15) 読了日:2016年9月20日 | |
読了日:2016年9月1日 | |
辻 直四郎 / 講談社 (1990-07-05) 読了日:2016年8月22日 きちんと理解できたかと問われると甚だ怪しいものがあるのだけれども、似たような資料を何冊か読むうちにわかるようになればいいなぁと思いつつ読んでいた。 インプットとしての効果は大きかったようで、久しぶりに書き物をするようになりました。(哲学でも他の学問分野でもなく、ただの娯楽方向にだけど…) | |
刑部 真弘 / 朝倉書店 (2011-07-25) 読了日:2016年8月17日 | |
辻 直四郎 / 岩波書店 (1970-05-16) 読了日:2016年8月5日 | |
上村 勝彦 / 岩波書店 (1992-03-16) 読了日:2016年7月9日 唐突に読みたくなって再読。再読なのでと言い訳して註釈は一切読んでないけれども…やっぱりインドのこういう思想に共感するなぁという思いとともに、色々と自省。もっときちんと自分を律して生きられるようになりたい。 | |
読了日:2016年7月5日 江戸の息吹がまだ残っていた頃の東京の風景、思出話を地図・写真とともに楽しむ一冊。この本を片手に東京散歩もなかなか楽しいかもしれない。 両親が池波正太郎を好きだったので、その影響で何冊か読んだりはしていたのだけど、戯作者でもあったというのはこの本を読んで初めて知った。舞台、見てみたかったなぁ。まだ見られるのだろうか。 | |
石黒 浩 , 池谷 瑠絵 / PHP研究所 (2010-01-21) 読了日:2016年6月19日 | |
赤坂 憲雄 / 講談社 (2009-01-08) 読了日:2016年6月6日 「くまみこ」のアニメを見始めたので,なんとなく読み始めてみた一冊。 北海道のアイヌと東北の蝦夷は連続しているのでは,というあたり,「くまみこ」のマチの衣装がアイヌっぽいけどでも舞台は東北,というのとなんとなく繋がっているような感じがあり,あと結構熊の話題も多かったので,そのあたりが頭の中で結びついて(本当はぜんぜん関連がなくて結びつけてはいけないものだったのかもしれないけれども)するすると読めた気がする。 三部作(で合ってたかしら?)のようなので,続きも読んでみようかみるまいか。 本書の中で何度も引用され,批判されていた「雪国の春」は青空文庫版を読むべく,kindleにダウンロードしてみました。 | |
中野 友加里 / 双葉社 (2013-12-11) 読了日:2016年5月24日 | |
磯田 道史 / 中央公論新社 (2014-11-21) 読了日:2016年5月17日 | |
マキ / すばる舎 (2015-10-22) 読了日:2016年5月15日 シンプルに暮らすために,どんな工夫をしているかの紹介本。具体的な予定はないけれども,いつかはまたあるであろう引越しを見越して荷物を減らさねばなぁ,とは漠然と思っていたところにセール本ですよ,と案内があったので迷わずポチり。 これもどうやらブログまとめ本だったようなのですが,参考にして実際にやってみようかなぁ,という部分と,ちょっとこれは我が家の性格的には難しそう,という部分とありましたが,物がたくさんあっても,それで時間が節約できるならばともかく,そうでないならばたしかに最低限に減らしていいなぁ,というのは読んでいて思いました。 たとえば,さすがに服を2組とまで思い切ったことはできなさそうだけど,でも今家にある服,少なくとも自分の分はもう少し,全体のせめて1~2割程度は減らそうと思った次第です。たしかに着る服と着ない服ができてしまっていて,ちょっともったいない状態だったりするので。 | |
松長 有慶 / 岩波書店 (2014-10-22) 読了日:2016年5月7日 | |
読了日:2016年4月30日 | |
ややこ / すばる舎 (2015-06-12) 読了日:2016年4月23日 kinoppyにて,新生活応援セールでお掃除・家事本セールをやっていたので購入。献血のおともに。 読みやすそうな雰囲気がしたのだけど,元はお掃除ブログやってた方とのことで,結構写真やイラスト多め,カラフルな感じで,お掃除まったく手がつけられないのです…というときの入門本によさそう。もう少し具体的なこと(そしてできればあんまり身構えずに実行しやすい具体的なお掃除方法)が欲しかったなとも思わなくもないけど,習慣づけは見習いたいなと思った。せめて曜日を決めて週に何日か,くらいで。 | |
Elizabeth Laird / マクミラン・ランゲージハウス (2005-04-12) 読了日:2016年4月21日 | |
Clare Harris / マクミラン・ランゲージハウス (2006-11-01) 読了日:2016年4月20日 | |
関根 正雄 / 岩波書店 (1969-01-16) 読了日:2016年4月16日 | |
Polly Sweetnam / マクミラン・ランゲージハウス (2005-04-30) 読了日:2016年4月11日 | |
阿部紘久 / 飛鳥新社 (2012-09-06) 読了日:2016年4月11日 とにもかくにも「シンプルに書く」ことが、分かりやすい文書を作れるようになるための近道ですよ、という一冊。 「しかし」で延々と接続している文や、曖昧接続など、読んでいて自分の胃が痛くなってくる例がたくさん出ていた。今日から意識するようにして、少しでも直していきたい。 | |
磯淵 猛 / ポプラ社 (2016-02-01) 読了日:2016年4月8日 紅茶研究者でモスバーガー、キリンビバレッジにも紅茶のアドバイザーとして関わっている磯淵氏の著書。当たり前のことながら、「え、それも紅茶を合わせていいのか」と思うような組み合わせも紹介されていたりして、紅茶の歴史の話も含め、とても面白かった。 紅茶の歴史で面白かったのは、カティーサークがスエズ運河開通直後に進水した帆船だったのであまり紅茶輸送やその賭けでは活躍できなかったという話。それから、リプトンは難民だったけど商才を磨いてどんどんお店を大きくして、でも生涯妻をめとらなかったのは「妻を養うにはリプトンの紅茶は安すぎるから」と冗談を言っていたという話。 これを読んでいたらお弁当に組み合わせたらどうなるんだろう、と気になってきたので、今日のお弁当のお供はキリンの「午後の紅茶 おいしい無糖」にしました。 | |
枝元 なほみ , 多賀 正子 / NHK出版 (2014-06-14) 読了日:2016年4月6日 「美味しさはカロリー」ってほんと至言だわと毎ページのようにしみじみ思うような料理がとてもたくさん掲載されている一冊。 家に常備してる調味料的に作れなくもないな、というか、作ってみたいなと思ったレシピは全体の半分くらいだったかなぁ。ティラミスは材料的には対象外だけど、あのボリュームの誘惑に抗えない。 | |
クックパッド / 新星出版社 (2015-03-03) 読了日:2016年3月31日 流し読み。レシピIDも載っているし,現在もサイトに残っているレシピも多いのかな? と思ったので,気になったレシピを一通り検索してみたところ,だいたいサイト上から見られそうだった。 組み合わせの参考になるかしらと思って手に取ってみたのだけど,結局の基本は ・お肉1品+野菜2品 ・彩りがいい なのかなぁと思った。気づくと茶色っぽいものに偏りがちなので,赤/緑/黄あたりの何かをせめて一品は混ぜ込めるようにしていきたい。まだまだ精進が必要です。 | |
John Milne / マクミラン・ランゲージハウス (2005-01-01) 読了日:2016年3月31日 | |
マイケル・ブース / 亜紀書房 (2013-04-09) 読了日:2016年3月26日 アニメが面白かったのと、たまたま友人から借りる機会を得たので読んだのだけど、アニメとはかなり違う印象を受けて、少し戸惑っている。 ただの食レポでも旅行記でもなく、家族のエピソードもあってとても面白いのだけど、なんというか、アニメで取り上げられていたエピソードも相当に脚色をしていたのだな(アスガーとエミルの性格も含め)、というのと、それ以外のエピソードで訪れていたお店はあまり身近な雰囲気のお店ではなかったのだな、と(アニメでもそういうお店のエピソードもあったけれども)いうあたりで。 段々と日本の食べ物、食事、食文化に対する見方が変わっていく過程は、読んでいて面白かった。 これを読み終わったいま、天ぷらとお好み焼きと鯖寿司がとても恋しい…。 | |
Norman Whitney / マクミラン・ランゲージハウス (2005-03-31) 読了日:2016年3月22日 | |
倉田 徹 , 張 彧暋(チョウ イクマン) / 岩波書店 (2015-12-19) 読了日:2016年3月12日 前半は日本人の香港研究者、後半は香港人の日本研究者によるもの。香港の歴史的・社会的・文化的背景から、雨傘運動まで。雨傘運動のきっかけとか諸々、よくわかっていなかったので、写真も込みで解説してもらえてるのは助かった。 日本は終戦後に「自由」を与えられて、脅かされるものでもないと思っているからたぶん政治的無関心になりがちだけど、香港の民主主義は「当たり前」のものではなくなってしまっているから危機感をおぼえる、ということなのかなぁ、と。でも最後の方にもあったけど、あれだけの反対の民意をガン無視して成立しちゃう法律もあったりするし、日本も民主主義とは言い難くなりつつあるような気もする。気のせいだと思いたい。 | |
トーマス トウェイツ / 新潮社 (2015-09-27) 読了日:2016年3月2日 科学読み物としても、紀行文としても楽しめる一冊。たしかについつい安いものをと思ってしまうけど、工業製品だけでなく、食品とかにも「見えないコスト」はかかっているのだよなぁ。面倒かもしれないけど、すぐ捨てない、より長く使えるように有効活用する、のはたぶん今まで以上に必要になる。循環型の社会やシステムを維持できるように。それを考えさせてくれる一冊。 | |
Polly Sweetnam / Macmillan Education (2005-01-01) 読了日:2016年2月29日 | |
岡田 晃 / 岩波書店 (1985-07-22) 読了日:2016年2月28日 某「新聞社シリーズ」を読んでいて香港のことが気になったので。1984年当時とそこに至るまでの香港情勢がまとめられた一冊。「1997年にイギリスから中国にされたところ」ということを知っているのと大戦中のことを歴史の授業で習った程度だったので,色々な事情や思惑が絡み合っての返還だったのだなぁというがよくわかった。 | |
Eleanor Jupp / マクミラン・ランゲージハウス (2005-05-12) 読了日:2016年2月22日 | |
C. J. Moore / マクミラン・ランゲージハウス (2005-05-12) 読了日:2016年2月17日 | |
矢口 祐人 / 中央公論新社 (2002-06-01) 読了日:2016年2月6日 | |
沢田 佳久 / アストラ (2012-09-10) 読了日:2016年2月1日 | |
関根 正雄 / 岩波書店 (1967-01-01) 読了日:2016年1月22日 「終わりのセラフ」最終回を見て塩の柱のエピソードが気になったので読んだ。思えば聖書のきちんとしたものを読んだことはこれまでなくて,というかきちんとしたものは読んでいてもたぶん新約聖書だけだったので,なかなか興味深いものだなと思いながら読んでいた。と言っても,注釈との行き来があまりにもストレスフルだったので,本文だけ。解説はこれから読もうか読むまいか,というところ。 昔はカトリックの幼稚園に通っていたし,旧約聖書・新約聖書(といっても分かりやすく書き下したもの)ともに何度か読んでいたし,そこまで抵抗無く読めると思っていたのだけれども,いつの間にかカタカナの名前がたくさん登場してくるとなかなか読めなくなってしまっていて,読み進めるのがなかなか困難だった。出てきた人たちのなかにも「どうしてそうなる! 納得いかぬ!」という感じの人が多かったけれども,読んでいても「なるほどわからん」がそれなりにあって,なんとも言えない気持ちに。あと,聖書と古事記ってそれぞれの性格が全く異なるものだなというのがよくわかった。 なお,気になっていた塩の柱のエピソードは,気づけばあっさりと通り過ぎてしまっていて,全編読み終わってから改めて検索をかけて場所を確認するような体たらくだった。 | |
John Milne / Macmillan Education (2005-04-27) 読了日:2016年1月20日 | |
読了日:2016年1月16日 たまたま知って買ってみたけど、買ってみてよかった。とても面白かったし、今まで知らなかった作品、きいてみたい作品がたくさん出てきて、まだまだファン初心者だなというのを実感した…w | |
Sarah Axten / Macmillan Education (2005-04-27) 読了日:2016年1月13日 | |
Philip Prowse / Macmillan Education (2006-12-14) 読了日:2016年1月12日 | |
鴨 長明 / 読了日:2016年1月10日 Kindleにも入れていたのだけど,結局青空 in Browsersで読んだ。いまで言うならば恐らくエッセイにあたるのかな…? と思う。「定家名月抄」を読んでいたときに,対比としてこれがよく出てきていたので読んでみたのだけれども,解説なしだと逐語訳的なことはできても全体の大意は…,という状態だった。古文苦手だからってサボるのではなかった。ちょっと後悔。 | |
Clare Harris / マクミラン・ランゲージハウス (2006-04-01) 読了日:2016年1月3日 |