2017年の読書記録
棚卸し、とりあえずここまで。
◇ 氷魚のバインダー 期間 : 2017年1月1日 ~ 2017年12月31日 読了数 : 27 冊 | |
ぽんた / KADOKAWA (2017-03-02) 読了日:2017年11月28日 | |
くさば よしみ , 中川 学 / 汐文社 (2014-03-01) 読了日:2017年11月9日 | |
ジェームス・D・ワトソン / 講談社 (1986-03-10) 読了日:2017年11月9日 たぶん再読。ワトソンとクリックがDNAの二重らせん構造を発見・発表するまでの回想録。 | |
三浦 しをん / 実業之日本社 (2017-06-16) 読了日:2017年11月8日 | |
土井 善晴 / グラフィック社 (2016-10-07) 読了日:2017年10月7日 色々なところで話題になっていて気になっていた一冊。無理しておかずを揃えようと頑張らなくても良いんだよ、という言葉にほっとした。ただし、和食らしい和食を作れているのか、家族のために良い食事を作れているのか、と問われるとどちらもかなり自信がない。 家のご飯が一番、でなくてもいいけど、家のご飯を食べるとほっとすると思ってもらえるような家、食事を目指したいなぁ、と思った。 最近時間のあるときに洗って予約炊飯が多かったんだけど、ここで紹介されてる炊き方(↓)も一度試してみようかなぁと思った。 p.53-55:合理的な米の扱いと炊き方 ・米を洗って、表面に残るぬかを落としてザルにあげ、30〜40分ほどおいて吸水させる(洗い米) ・水気を切ったところでポリ袋に入れて、炊くまで冷蔵庫に取り置いてもOK。夜に取り置いて翌々朝に使っても大丈夫だけど、微妙に味は落ちる ・炊飯器の場合は早炊きモードでOK ・水加減の基本は、洗い米:水=1:1 | |
甲斐 芳子 / 平凡社 (1988-04) 読了日:2017年5月4日 小さい頃に両親から「◯◯チョン兵衛」とたまーに呼ばれていて、ふとそれを思い出して由来が気になったので聞いてみたところ、ムササビのムーチョン兵衛の話を私が産まれた当時に二人とも読んでいたそうで、それが由来とのこと。ちょうど本もまだ残ってるからということで、両親から借りて読んだ。 一匹のムササビを保護した一家の話。家族のエピソードも交えて、約一年半にわたるムササビのムーチョン兵衛との愛媛県の山地での生活が描かれている。 読み終わる頃には、私もなんだか寂しくなってしまっていた。 | |
久保 えーじ / 東海教育研究所 (2017-02-21) 読了日:2017年3月31日 紹介されている国は、トルコ、中国、ドイツ、アゼルバイジャン、ジョージア、韓国、ポーランド、スロバキア、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス。つまり11ヶ国もあるわけで、餃子って、こんなにたくさん種類があるのか!ということに、ひたすら驚きの連続。同じマンティでも定住民族か遊牧民族かで味つけも作り方も変わる、というのも、言われてみれば納得なんだけど、その視点はなかったな、と。 本書に登場した各国のギョーザのなかでは、ドイツのマウルタッシェンと、ポーランドのピエロギ、それから、これはギョーザとして紹介されたわけではないけどカザフスタンのサムサを自分でも食べて/作ってみたいなぁと思った。 余談だけど、昨年海外に行ったときは、政情とかあまりきちんと調べずに行ってしまって、それでも大きな問題は起こらなかったのだけど、もし今後また行く機会があったら、そのときはもう少しきちんと調べてから行くようにしよう、と反省した。 | |
若菜 晃子 , 羽金 知美 / 小学館 (2015-06-09) 読了日:2017年3月19日 子どもが無事に育ったら一緒に登りたいなぁ、と思うような山やコースが紹介されていて、(まぁまだ生まれてもいないので順調にいっても数年後の未来の話になってしまいそうだけど)とてもわくわくしながら読んだ。2009年発行のものの増補改訂版とのことなので、子どもが育って、みんなで行けそうになった頃、なるべく新しいめの類似の本を探してみようと思う。 | |
株式会社新建築社 (2017-03-01) 読了日:2017年3月8日 | |
小原 嘉明 / 東京書籍 (2005-01) 読了日:2017年3月1日 様々な動物の繁殖行動についての解説から、人間社会で見られる様々な形式の家族や事件についての解説まで。 生態学的に無意味だけどなぜか頻繁に見られる現象や行動、が人間に多いのはなんだか面白いなと思う。もしかしたら実は他の動物にもそういう現象や行動はあるのでは、と思ったけど、どうなんだろうな。 | |
岩切 友里子 / 岩波書店 (2014-09-20) 読了日:2017年2月21日 蘭画、西洋画の影響もあったというのはこれを読むまでついぞ知らなかったのだけれども、比較のためにと並べられた図22,23(p.54-55)を見て納得した。 「其まゝ地口 猫飼好五十三疋」の宿駅名の読み替えが面白い。そしてひたすら猫、猫、猫でとても楽しい。 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-03-01) 読了日:2017年2月16日 政権交代、たしかに大変そうではあるけど数年前のは何が問題だったんだろうとぼんやり思っていたのが氷解した。議員さんたちの側も私たちの側も、お互いに育っていなくて、ダメになってしまったんだな…。 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-02-01) 読了日:2017年2月13日 家人と私で勤め先の業種も形態も異なることもあり、家でお互いの職場の話をしていても「え、そうなの? そういうものがあるの?」と思うことがしばしば。そんな状態だったので、一般的に「会社」がどんなものなのか、ざっとでも頭に入れておいた方がいいなぁと思い、手に取りました。 3年前の版なので、法制度関連は一部古くなってしまっていたけれども、おおよその仕組みはたぶんわかった…と思う。 | |
松原 隆一郎 , 堀部 安嗣 / 新潮社 (2014-02-28) 読了日:2017年2月11日 戸建ての家に住んだことがなかったので、これを読みながら「そうか、中古って選択肢もあるのか」と思ったりなど。いつか戸建てに住むときは設計士さんとかとこんな良好な関係を築けたら幸せになれそうだなぁ。 それにしてもユニークな形で、模型の写真はしげしげと眺めてしまった。 いくつかの仕事を並行して進めると双方にいい影響が、という堀部さんの言、なんとなくわかるような気がした。 | |
森枝 卓士 / 講談社 (2015-08-11) 読了日:2017年2月9日 日本にカレーが伝来するまでと、伝来してからいまのルーカレーのようなカレーが一般的になるまで。 最初に日本国内で文字で紹介されたのがカエルカレーだったというのがかなりの衝撃だった…。いまの一般的なカレーになったきっかけが軍のレシピ本というのは知っていたのだけれども。 | |
大石 泉 / 平凡社 (2014-10-15) 読了日:2017年2月6日 同時並行で読んでた他の本と重なる部分も多かったけれども、投資・運用をするときはとにかくきちんと説明を読むこと、自分の生活や目的に見合った投資方法を選ぶこと、というのが繰り返し出てきていたので、肝に銘じておきたい。あとは、NISA口座を作るなら証券会社で、というのと、株式は応援したい会社のものを(購入時は権利落ち日に注意する)というのも覚えておきたい。 最終章の実例集で、単元未満株を毎月少しずつ買い足すというのを見て、なるほどなぁと思った。買いたい会社の株の1単元あたりの金額が大きめなのでよほど余裕資金がないとそこの株は買えない…と思っていたのだけれども、ちょっと調べてみようかなと思う。 メモ:資産の成長記録ノート@66-68p:日にちを決めて定期的に記入(自分の資産全てについてその時点の時価+配当や分配金)→ライフステージに合わせて投資配分の見直し(ライフイベント表やバランスシート、夢や希望も書き込んでおく) | |
目黒 政明 / 学研パブリッシング (2015-06-24) 読了日:2017年2月5日 割と細かく項目ごとに分けて図も豊富に説明されていたので、仕組みや流れなどがわかりやすかった。 色々と種類がありすぎて訳がわからない…と思っていた各種金融商品の違いも、なんとなくわかるようになってきた…ような気がする。 あと、巻末のケーススタディ解説は参考になった。 メモ:公社債投信@98p:一般的には「長期公社債投資信託」のことを指す | |
菅井敏之 / アスコム (2014-03-15) 読了日:2017年2月4日 全部で25の2択質問(ときどき第3の選択肢が出てくるけど…)で構成されていて、資産形成についての考え方の説明がわかりやすかった。 信用金庫の方がメインバンクよりもお得、というのを見ていま住んでる地域の信用金庫のHPを見たら、子育て世代応援の定期預金とかもあって、ローン借りることを考えなくても、たしかにこちらの方がお得な感じがする…と思ったりなど。転勤の可能性があるかもと思うとなかなか口座開設/契約しづらい感じはあるんだけれども、一度足を運んでみてもいいかなぁと思った。 メモ:投信の手数料@92p:アクティブ型>インデックス型 | |
デビッド・アレン / 二見書房 (2008-12-24) 読了日:2017年2月4日 5つのステップで「次にとるべき行動」を考える習慣をつけて、「仕事」をもっと快適に進めていこう、という話。賃金を得るための労働としての「仕事」だけでなく、家事なども全て含めた「仕事」について。なので、一番の肝としては、「収集」の段階で、どんなに些細なことでもとにかく頭に引っかかってる物事は全て書き出す必要がある、ということ。それをして初めて、行動に移して諸々を片づけていけるようになるよ、という話。 結局ここに載ってたファイリングシステム(「収集」したものをいくつかの大きなカテゴリに分けるためのもの)は導入してないけど、備忘録ファイルは導入した。日付ごと、月ごとのファイルにメモや書類をひとまず入れておく物理リマインダー。使いこなせているかと言われると微妙だけど、色々なところに散乱して〆切を過ぎてしまいがちだったりしたあれこれを進めやすくなったように感じているので、導入効果はマイナスではなかったと思う。 あと、Todoist(アプリ)も使い始めてみた。こちらもまだまだ使いこなせていない感じがあるので、有効活用したい。 「ストレスフリーの仕事術」は本書の続編だそう。 メモ:GTDの基礎@43p:(「気になること」の)収集→(意味と選択肢を明らかにする)処理→(「処理」結果の)整理→(選択肢の)レビュー→(選択肢=行動の)実行 | |
池上 彰 / 海竜社 (2014-03-01) 読了日:2017年2月1日 「わからない人へ」とあるので当たり前ではあるんだけど、わかりやすかった。 買い物も(株式などの)投資もどちらも経済における投票行動だよ、というのには思わずふむふむ。買い物については働き始めてからやっとそういう意識をするようになったけど、株もそうなんだなぁ、と改めて認識した。NISAは相変わらずちょっとよくわからないかも…な感じもあるけど、5年経過して課税される状態になったら普通の証券口座と同じようなもの、という認識でいい…のかな? 税金や社会保障の話題の常連といえばデンマークだけど、読む/聞くたびに移住したい気分になってくる…。現実には仕事とか言語とかの問題で踏ん切りがつかないわけだけど。せめて日本の体制やなんかがもう少し負担増を受け入れられるようなものになってくれたらいいなぁと思う。そのためには自分で頑張る必要がある部分もあるけど。 するっとあっさり読み切れたので、同じシリーズの政治のと会社のも読んでみようと思う。 | |
林 さやか , 布おむつ100人アンケート実行委員会 / 亜紀書房 (2016-11-19) 読了日:2017年1月30日 たまたま手にとったのだけど、読んでみてよかった。 いずれ復職するために保育園に預けるだろうことを考えると、自分が休職してる間くらいしか赤ちゃんと密に関われる期間はない。CMの刷り込みもあったし、楽そうだから紙おむつかなと漠然と思ってたけど、赤ちゃんとたくさん触れ合うきっかけになるなら、布おむつ、挑戦してみたいなと思う。…と言っても、夜間と外出時は紙おむつにすると思うけれども。 おしりふきはアカチャンホンポの水99%のが気になるけど、おむつ濡らしても使えるというのを見てなるほどと思ってしまった。 | |
上田 修一 , 倉田 敬子 / 勁草書房 (2013-02-01) 読了日:2017年1月28日 ところどころ引用メモを残しつつのろのろと読み進めて、やっと読み終わった。基礎的な情報はほぼまとまってるし、きっと教科書として使ってる講義もあるのだろうなぁ。 普段関わらない業務や館種に関連する話題、歴史や他国などの事情についてはどうしても手薄になりがちなので、復習にもなったし、読んでよかった。 | |
児玉 幸多 / 講談社 (1999-09) 読了日:2017年1月14日 箱根登山鉄道に乗ろうという話が持ち上がったので、何か箱根にまつわる本を…と探していたら見つけた。史跡の説明や、宿場町としての歴史の解説ももちろんありつつ、出版当時の街の状況なども書かれていて、なんだかんだで内容は盛りだくさんだった。 巻末に1万円前後で泊まれる宿情報がまとめられていて、ふふふと思ってしまったりなど。ここに載ってるお宿、いまはもう少し安くなってるのか、はたまた高くなってるのか、そもそも残っているのか…。 | |
森 巧尚 / マイナビ出版 (2016-11-28) 読了日:2017年1月14日 | |
森 洋子 / エイ出版社 (2013-06-14) 読了日:2017年1月9日 わこう助産院の猫森カフェで人気のメニューがまとめられているそう。 「献立はいずれも1時間かからずにできるものばかり」とはあったものの、家族2人分の夕飯+弁当を一気に作る生活をしていて、ちょっと品数的に同じ鍋で一気に作れる分量にはならないかな…? と思ってしまったため、献立をそのまま真似するのは諦め、参考程度に。作ったことがなかったけどこれは結構簡単にできそうだな、というおかずがいくつかあったので、それらのレシピをメモった。 あと、おやつのレシピがあるのが嬉しい! なんとなく油っぽいものとクリーム系が苦手な感じになってしまったので、さっぱりした感じのおやつのレシピがあって助かった。 | |
葛間 寬 / 幻冬舎ルネッサンス (2012-01-25) 読了日:2017年1月8日 著者、葛間氏の生家での鰊漁の様子がまとめられた一冊。ソーラン節、何か魚を捕っているような動きだなとは思っていたものの、鰊漁の際に歌われていたものだとは知らなかったので、この本を読んで驚き半分納得半分だった。 鰊が来なくなった理由はわからないとのことだったけれども、ぱったりと来なくなるというのはきっと複合的な要因があったのだろうなぁ、と思う。 それにしても、身欠き鰊の鰊漬け、(できれば美味しいのを)食べてみたいなぁと思ったのだけれども、どこに行けば食べられるんだろうなぁ…。 ※葛間氏の葛は、本来はくさかんむりに日、匂 | |
読了日:2017年1月3日 冬休みに復習と後学のために…と思って読み始めたけど、ほぼ復習な感じになった。しかしこういうときでもないと仕入れた知識を体系だてて整理する機会はなかなかないので、ちょうどいいタイミングでこの本を見つけることができて助かった。 |