ブックカバーを作りました
2015年末頃からずっと下書き一覧に残っていたので、お蔵出しします。
職場で配布物としてブックカバーを作ろう,という話になり,フォトショップとイラレがなくても作れる方法…と思って検索していたところ,下記の記事を見つけました。
pc.nikkeibp.co.jp
こちらの記事の中で,ラベル作成ソフトで作る方法があるよ,と3ページめあたりで紹介されていたので,(こちらの記事とは異なるソフトを使用してではありますが,)作ってみました。
今回使ったソフト
www.labelyasan.com
web版もありますが,ダウンロード版のラベル屋さん9を常用しているので,そちらで*1。
作り方
1. 用紙を選ぶ
新規作成を選び,
「ノーカット」を選びます。
今回は実際にラベル用紙に印字するわけではないので,A4であれば正直どれでも…という状態ではあるのですが,品番指定でマット紙・ホワイトのA4サイズのものを選びました。
2. アタリの線を引く
右上部のメニューで デザイン>図形>直線 を選択。
線を引く手順のスクショを作成したときは編集画面左と上部の目盛線を目安に作業していましたが,グリッド線を表示させておくとこの後の作業が結構楽になります。グリッド線は上部のメニューバーで 表示>グリッド表示 から表示できます。
今回は文庫サイズのカバーを,ということなので,上下の線の間隔が15cmになるよう,線を引きます。水平に引けなかった場合は,直線を右クリック→「0度」を選ぶと水平にしてくれます。
同様に,反対側にも線を引きます。私は,先に引いた線をコピペ→矢印キー(上下)で高さを合せる→ (Shift+) 矢印キー(左右)で移動する,という方法で反対側の線を引きました。
3. 画像を入れる
右上部のメニューで デザイン>画像>画像 を選択。今回は,星と雪だるまはデフォルトの画像集から選択していますが,任意の画像を挿入することもできます。
また,今回は デザイン>画像>背景 から,これまたデフォルトの画像集赤チェック柄の背景画像を回数指定で繰り返し表示しています。こちらも任意の画像を挿入することもできます。
ちなみに,画像を挿入するときにグリッド表示ありに変更したため,このスクショはグリッド表示ありになっています。
4. できあがり!
印刷配布する場合は,3まででデータの編集はおしまいです。あとは,プリンターの設定を確認して印刷するのみ。
データ配布する場合や,印刷配布でも他のPCに一旦データを移す場合などは,下記の手順で画像として,または,お使いのPCで印刷メニューからPDF作成できる場合は,そちらの方法で汎用的なファイル形式のファイルを作成しましょう。
画像として保存する場合
上部メニューバーより, ファイル>イメージの書き出し を選びます。ブックカバー全体として保存するには,「面全体」を選び,画像ファイルの形式を選択してください。
他にもWordを使ったりExcelを使ったりという方法もあるようですが,個人的にはグリッド表示(に近いこと)ができた方が編集はしやすいなと感じました。また,waifu2xなどのツールで画像を下処理してから作った方が,比較的美しいブックカバーを作りやすいかなと思います。
*1:普段はバーコード印字したりしてます